さて、さて、季節感もないもないお話ですが、私には小学4年生になる姪っ子(口が悪いのがそっくり!?)がいるんですが、この子供、どこからど〜みても子供が、すごいことをするんです。
な、な、な〜んと、動く乳歯を抜くんです。それが、自分の乳歯を自分の指で、鏡とにらめっこしてですよ!! 
しかも「ほら。抜けた!」て、イ〜ってしながら歯を見せに持ってくるんです。もちろんぜんぜん泣いたりしないし、ジタバタもしないでですよ。

さあ皆さん思い出してください。
幼き頃、乳歯が動きだしてたら、どうしてましたか?
泣いてなかったですか?ジタバタしなかったですか?
ここで1つ私の一番大変だったお話をしましょう。

あれは、忘れもしない前歯が動きだした時。なにを考えて、なにを思ってたのかは、忘れてしまったけど(あれ?忘れてる〜。)テーブルの足に糸をくくりつけ、その糸を前歯にもくくりつけ、私が動けば、抜けるようにしたんです。これが、この世では、味わえないほどの怖さで、私はしっかり固まってしまいました。動けるわけがないですよね。めちゃくちゃ怖いんですよ。

あれは、子供のすることじゃないですね。口を大きくあけたまま、動けなくなって、今、考えても、怖い〜。

それはそうと、幼き頃の私は、短い腕をがんばってのばしてのばして、やっと手に入れたはさみで、その恐怖の糸を切ろうとした瞬間、父親に糸を引っ張られ、歯は抜けたけど、私は大泣き。号泣。泣き叫ぶ。

普通に歯が抜けるのを待つ方がよっぽどよかったです。たった1本の歯を抜くのにこんなに怖い思いをするなんて・・・。

どうですか。皆さん。むかしむかしの出来事を思い出しましたか?長い長いお話になってしまいましたので、今回はこのあたりで。
(2003.12.06  大泣きむしむし)