月にムラ雲 花に風、春に嵐のたとえもあるぞ
さよならだけが人生だ--と、
太宰治は世の無常を嘆きました。あれほど待ち望んだ桜も、雨と風であっという間に散ってしまいました。せめてもの救いは、新一年生を満開のアーチで迎えてくれたことでした。
それも、もうずっと前のことのように、今はつつじが鮮やかな色をつけ始めました。
新入生や新人社員もそろそろ環境に慣れ、友達もできた頃。希望と現実のギャップがあることもわかって、少し戸惑いをおぼえたのでは・・・。
これから自分でこの落差を埋めていくことになるけど、しっかり足を踏ん張って、一歩一歩前へ進んで欲しいと思います。
「君の目の前に適が現れたら、後ろを振り返ってみよ。
それ以上の味方がついているから・・・。」がんばって。
(2005.4.28 SGR)