は最近あるTV番組にとてもハマりまくっています。
それは毎週月曜日BS-TBSで21時〜放送されている『吉田 類の酒場放浪記』という番組です。

 これは「酒場ライター」??という肩書きで、いつもハンチングにメガネ、シックな装いのダンディでおちゃめなオジサマ(これが吉田 類さん)が、東京やその周辺地域の下町を中心にただひたすら1人で飲み歩き、酒場を紹介するというゆる〜い番組なのである。

 まず番組の構成は15分で1番組×4放送(うち3つは再放送)というカンジで、流れ的には毎回吉田さんが鉄道駅の入口でのトークから始まり(関東ローカルなのでほとんど何処だかわからないが、、)地元の街を散策して(まだこの時点では日中ですが、)辺りが薄暗くなったところで本編がスタートとなります。

 大体行くお店は、昔ながらの(昭和の雰囲気)大衆酒場や焼鳥屋で暖簾があるようなお店です。

 まずは吉田さん、暖簾をくぐるとカウンターの適当な席に座り、他のお客さんが飲んでいるものを確認しながら飲み物を注文する。吉田さん、最初の1杯にはこだわりはない。

 程よくお通しが出てきた頃合いをみてまず大将にオススメを聞く。

 吉田さん、もちろんそのオススメを注文し待っている間最近はいつも持参のマイ箸でお通しをつまむ。

 各種グルメ番組のように大げさな表現や料理のウンチクなどもなくいつもの酒場のテンションで美味しそうに料理をつまみ、酒を飲む。

 これがまたいい。

 ところで吉田さんの好物といえばまずは『煮込み』。これがあればほぼ100%注文します。

 お店によって牛スジや豚モツ等がありますがどちらも大好物です。その他にはハラミやイカなんかも好きみたいです。

 さて吉田さん、飲み物も2杯目に入りアテも数品でてきたところで本領発揮。1人では淋しいみたいで、他のお客さん(グループ)に入り込んでカンパーイ!!

 そして美味しそうなモノを見つけると狙いを定め、「それは何ですか?」と言ってお裾分けをいただく。

 これを数回繰り返し吉田さんも満足げ。

 この間素敵な声のナレーター河本さんの落ち着きながらも絶妙なツッコミがまた心地いい。

吉田さんも程よく酔ってきたところで暖簾から出てきて外で〆のコメント。赤い顔をしながらまだまだ飲み足りないようで、「あと1〜2軒行ってみましょうか」と言って手を後ろで組みながら夜の街へ消えていく吉田さん。

 その後姿をバックに酒場川柳?俳句?が流れて番組が終了となります。

 よくよく考えると、吉田さんが大衆酒場に1人で行ってただただ美味しいアテを肴に飲んでいるだけの番組なのですが、アラフォー世代になってくるとこんなまったりした番組が心地いい。

 たまには「こんな仕事してみたいな〜」と思うも、やっぱり飲むときはコメントなど気にせずに落ち着いて飲みたいものである。

 やっぱり吉田さんはこれが天職かも!?

 よかったら一度視聴してみてください。

(2012.2.27 まっち)


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