近、皮革製品に凝っています。
まずは皮革製品の『皮』と『革』の違いってわかりますか?
どちらも『かわ』と呼びますが、『皮』はいわゆる天然の原皮のことでまだ何も加工をしていない状態のものです。
一方『革』とはその原皮を脱毛したり硬い繊維をほぐしたりしてなめしという工程を経て製品になったモノです。
じつは皮革製品は以前から結構好きな方で革小物を中心に色々所有していたのですがあまり革については詳しくはなく、こだわりもさほどありませんでした。
ところがこの4月の消費税アップを前にボクの中にあった潜在的な需要が刺激され、また元々所有していたボロボロになった革小物の寿命が重なり久々に悪い病気<大人買い(笑)>が出てきました。
以前は某有名ブランド『○ーチ』を中心としたヌメ革製品を所有していました。
ヌメ革とは天然素材である植物の渋に含まれるタンニンでなめした皮革です。
その特徴は繊維の目が詰まっているため非常に丈夫なのですが、表面加工がされていなく傷がつきやすいのが難点です。
でも皮革製品というものはそれも味といえば味なんですけど・・・。
さて前置きが長くなりましたが、そんなこんなで皮革モノに興味を持ち出し、どうせ買うなら頻繁に買い替えるものでもないので良い皮革製品がほしくなり色々調べていくうちにハマってしまいました。
けっして良いモノ=高いモノではなくそれぞれのメーカーのコンセプトや理念などが自分の感性や使い方にマッチし、もちろん各自の予算等に収まったものがベストだということがわかりました。
そんな中とりあえず財布、ショルダーバッグ、セカンドバッグの3点をゲットすることができました。
財布は長年札入れ付の小銭入れを愛用していたのですが、買い替えにあたってそろそろきちんとした財布が持ちたいが、かさばる大きな財布は持ちたくないという思いがあり色々と探した結果、少し珍しいブライドルレザーの三つ折り財布に決めました。
はい、また新しいキーワードが出ましたので説明します。(笑)
ブライドルレザーとは、かつてイギリスで馬具などに使われていた高い強度と耐久性の優れた皮革で、革にロウを染み込ませ何度も塗りこむことにより繊維を引き締め高級感や堅牢さも感じられる皮革です。
使い始めは表面にブルームという白いロウが浮き出るのが特徴です。
続いてはショルダーバッグ。
こちらは買い増しなんですが、ほとんど一目惚れでオイルヌメ革のミディアムサイズショルダーを購入。
こちらは先ほどのヌメ革にオイルを染み込ませた皮革で、表面がしっとりと柔らかく何年も使い込んだようにアンティークな風合いが特徴です。
さて最後はセカンドバッグですが、こちらは普通のヌメ革で特にこれといった特徴はありませんがしいて言うなら左右非対称。
これは意外と珍しいかも。
何かほとんど革の基礎知識の説明ばかりになってしまいましたが、革とは奥がとても深いもので知れば知るほど引き込まれていくものです。
近々さらにシステム手帳、パスケース、IDホルダー等をゲットする予定で、今からどの革にするか悩み楽しんでいます。

(2014.4.20 まっち)


株式会社 丸久 不動産事業部